フェルト立体マスクの利点
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外出の際、使わない場合は簡単に折りたたむことができる
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フェルト素材は予想以上に息がしやすい
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長時間つけていても耳や縁が痛くならない
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フェルトとズパゲッティの色を変えればオリジナルのおしゃれなマスクができる
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洗って複数回使える(できれば洗えるフェルトで作るのをお勧めします)
必要なもの
【型紙】
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型をとる用の紙(動画内では普通紙を使用していますが、厚紙を使うと丈夫でした)
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印をつけるためのチャコペンかペン(フェルトとガーゼに書けるものがいいです)
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型(ご自宅にある使い捨てマスクでも代用できます)
【マスク】
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フェルト
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ガーゼ
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ズパゲッティ(伸び縮みするものを選ぶとゴムの様に使いやすいです)
【他】
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ミシン(あると便利です)
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裁縫道具
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ハサミ
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アイロン
作り方
1、型紙を作る
動画内では普通紙を使用しています。厚紙を使うと丈夫なので型を取りやすかったです。また、複数回使うこともできます。写真にもあります通り、カーブの辺のみ、縫いしろが必要ですので注意してください!
2、型紙に合わせてフェルトとガーゼをカットする
ダウンロードした型をお使いの方は、フェルトとガーゼ2枚づつ(左右分)カットしてください。動画では二枚重ねてカットしています。
3、フェルト同士・ガーゼ同士を縫い合わせる
フェルト同士・ガーゼ同士を中表で合わせ、カーブの部分を縫い合わせます。動画では3mm~5mmで縫い合わせています。
4、フェルトとガーゼを縫い合わせる
3で縫ったフェルトとガーゼを縫いしろ3mm~5mmで縫い合わせます。この際にフェルトとガーゼを中表で合わせて、しっかりまち針でとめましょう。縫い目同士がぴったりと重なるようにして、ズレないようにします。
5、ズパゲッティにアイロンをかける
この工程は準備段階でやっておいてもいいと思います。ズパゲッティはアイロンをかけて伸ばしたものを用意すると縫いやすいです。
6、ズパゲッティで縁を縫う
アイロンをかけたズパゲッティで縁取りをします。フェルト側(表面)にズパゲッティを合わせて、ミシンで縫います。この時、4で縫った部分と同じところで縫う様にしましょう。のちに、ズパゲッティを裏に被せるように持っていくので、縫う所や糸の色によっては4の縫い目が表に出てしまうことがあります。ぜひ下の断面図を見て、縁の付け方をご確認ください。
フェルト側(表面)が縫い終わったら、ガーゼ側(裏面)に取り掛かります。こちらはミシンを使わず、手縫いです。縫い目が見えないように丁寧にまつり縫いしていきます。ズパゲッティの様子がわかるように、断面図も載せておきますね。
7、ズパゲッティで耳の部分を縫う
伸び縮みするズパゲッティを使うとゴムの代わりになり、耳にフィットします。伸縮性があまりないひもを使用する場合も、自分の耳に合う様に調整すれば問題ないと思います。ゴムを代わりに使ったり、ゴムをズパゲッティでくるんで縫ったりしてもいいかもしれませんね。いずれにしても、この部分は取れないようにしっかり縫うようにしましょう。
この度は数あるマスク作りのページから、こちらを見てくださりありがとうございます。
今世界は大変なことになっています。こんな中、自分には何ができるだろう?と考えた結果、マスクを作ることを始めました。その際、嬉しいことに、多くの方から作り方が知りたい!とのお声があり、作り方の動画とこのページを皆様にお届けできることとなりました。私の作るマスクはアレンジ次第で可愛いマスクにもなります。また、作り方もアレンジしていただければ動画よりも簡単に作れるかと思います。
微力ですが皆様のお役に立てば嬉しいです。一緒に苦難を乗り超えましょう!
研ナオコ